「働く」ことを軸に障害者のノーマライゼーションを目指す
大阪府箕面市稲1丁目11番2号

ヒロシのつぶやき「私、大腸がんになっちゃいました!③ (入院前編)」

読者の皆さん、こんにちは。車椅子のヒロシです。
さて国内では、また少しずつコロナ感染者が増加しつつある中、私たちは出来る限りの感染予防対策を続けていきましょう。

さて今回は、休止していた『私!大腸がんになっちゃいました!』を再開します。

前回は入院するまでについてお伝えしましたが、いよいよ入院をする9月がやってきました。
大きな病院(以後病院と表記)は、リハビリや休日診療の救急で受診したり、
数年前には、年に2回も『腸閉塞』で10日入院をした経験がありましたので、
この時点では『大腸がん』だとは思っていなかった私は、
「入院中は、医療スタッフの皆さんと、ヘルパーさんを通じて徐々に会話が出来たら良いかな!」と思っていたほどで、
入院するのを楽しみにしていました。

まず、入院に向けて、かかりつけの医師から事前の説明がありました。
入院は2回必要で、1回目は土日を挟んで月曜日に検査。一度退院し、
2回目は手術のために再入院するとのことでした。
それを聞いて「なぜ検査当日の入院ではないの?」と思いましたが、すぐに
「病院の方も、コロナ禍で忙しいところ、重度な脳性まひ者のややこしい患者を受け入れてくれたのだから、病院の方にすべてお任せしましょう。」
と私と母は思い直しました。

次回は入院生活のことについて、ご紹介します。お楽しみに。

ここで一句

誇らしく幼ナの胸の赤い羽根

(説明)
この句は、昔駅前で、障害者団体(父母の会)と一緒に赤い羽根共同募金活動をした時に、
幼い子どもが募金をして、赤い羽根を誇らしげに大人に見せていたところを詠みました。
季語は『赤い羽根』で10月の季語となっています。

ゆるやかに色を繋ぎて酔芙蓉(すいふよう)

(説明)
この句は、昔句会のときに、先生が母に『これを浩志君に見せて、俳句を作って下さい!』と言って、
大きな酔芙蓉の盆栽を借りて、翌月の句会に出した俳句です。
この句の季語は『酔芙蓉』秋の季語です。

さて今回のヒロシのつぶやきはいかがだったでしょうか。
このブログのご意見ご感想等がありましたら、当法人のお問い合わせフォームからいただければ幸いです。
このブログを、最後までお読みいただきありがとうございました。

担当、髙田浩志