「どうして障害者は、学校を卒業しても働く場がほとんどないんだろう」
今から30年以上も前、昭和60年(1985年)頃の障害者には地域で働くことができる仕組みがほとんどありませんでした。
そのような現状のもと、障害当事者団体と市民、市行政が5年にわたる議論を重ねた結果「ベストは一般企業への就労、でもまずは自分たちの手で実践してみよう」との思いから、箕面市障害者事業団は設立されました。
障害当事者とともに手探りで始めた取り組みでしたが、間もなく設立30年を迎えます。これまでの実践で大切にしてきた思いは大切にしつつ、世の中の変化や、拡がりつつある障害者就労支援の国制度も最大限に活用しながら、これからも障害のある人の「働く」ことにこだわった取り組みを続けていきたいと考えています。
障害者支援に取り組む関係機関をはじめ、皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。