「働く」ことを軸に障害者のノーマライゼーションを目指す
大阪府箕面市稲1丁目11番2号

ヒロシのつぶやき「私、大腸がんになっちゃいました!② (翻弄編)」

読者の皆さん、こんにちは。車椅子のヒロシです。

このごろの国内を見ると、まだまだオミクロン株等での感染者数の高止まりが続いているようです。
近畿地方でも1万人(4月中頃の感染者数)を超えていますので、
これまでと変わらない感染症対策をしていきましょう。

さて、前回は、設備が整っている病院で精密検査を受けることになったところまでを書きました。
ところが、その後想像していなかったことが起こりました。

それは、9月上旬に検査入院をする予定になっていたのですが、その3週間ぐらい前に、
事業所(以後「会社」と表記)の責任者が来られ、
「私どものスタッフに、新型コロナウイルスの濃厚接触の疑いがあることがわかりました。
保健所の指示では、髙田さんも濃厚接触者にあたりますので、大変申し訳ありませんが今日から2週間、
自宅隔離をしてもらうことになりました。ご理解とご協力をお願いします。」
と言われ、会社の方が用意したキットでPCR検査を受けることになりました。

それから、真っ先に母と相談支援専門員にその旨を伝え相談しました。

自宅隔離中、日中のヘルパー派遣をどうするか。

さらに、事業団(職場)を休まなければならないことや毎週利用している施設入浴を中止すること
、その他の心配事等を深夜になるまで電話で相談しました。

濃厚接触者になり困ったことは、これまで通りにヘルパーさんを確保することが難しい日もあり、
ピンチヒッターのヘルパーさんが私の介助に来られることもありました。
慣れないことも多かったと思いますが、それでも一生懸命に介助をして下さいました。

隔離中は、家の周囲の散歩であっても出掛ける気持ちが沸かず、家の前にある駐車場で1時間ぐらい、
万全の感染症対策をしながら母と日光浴をしたりして過ごしました。
その間も、会社の方が私の様子伺いも兼ねて何回か来られ、PCR検査を受けましたがすべて陰性でした。

これで、心置きなく9月からの検査入院に集中が出来ることになりました。

ここで一句

一病の 頭をもたげたり 春愁(うれ)ひ
(旧かなで表記)

今回のヒロシのつぶやきはいかがだったでしょうか。

また、このブログへのご意見ご要望等がございましたら、当法人のホームページ上から、いただければ幸いです。

では、次回もお楽しみに。

このブログページを最後までお読みいただきありがとうございました。

担当 髙田浩志