一般財団法人 箕面市障害者事業団
令和7年度(2025年度)事業計画
平成2年(1990年)に設立された箕面市障害者事業団は、令和7年度(2025年度)で設立35年を迎えます。
「どうして障害者の働く場所がないのだろう」という切実な思いが法人設立の原動力でした。当初から働き続けている障害者職員の中には定年後も継続雇用職員として働いている人もいます。ここ数年は、新たに障害者職員も迎えて、個々の年齢や経験、障害状況に応じた共に働く取り組みを続けています。
また、障害者雇用支援センターは、市域単位の取り組みとして全国6番目に開設しました。障害者就業・生活支援センター、相談るうぷと連携した企業就労支援は、今後も市内各所との連携を積極的に深めながら、ご自身の思いを大切にした丁寧な支援を展開していきます。
市内障害者事業所と連携した各種事業については、環境クリーンセンターにてペットボトル選別業務のワークシェアを昨年度より開始しています。各種事業の新たな実現可能性について引き続き検討を続けます。
これら事業団の各事業を持続的に発展させていくためには、人材育成が欠かせません。法人の幹部として将来の事業団を担う係長級とチーフ級の職員に加えて、各現場の中心的な存在としての活躍が期待される新規採用の4名の2号職員に対して、それぞれの育成をはかります。
本事業団の財政健全化に向け5年間の計画年度で策定した「中期運営計画」は、令和7年度(2025年度)で折り返しとなる3年目を迎えます。積立金額の回復をはかるなど一定の成果をみることはできていますが、予測を上回る人件費や物価の高騰もあり、まだまだ予断を許さない状況です。これらの危機感を常に意識しながら、本年度の各事業を着実に実施していきます。
(1)就労支援の潜在的ニーズへの伴走型支援の展開
・ 積極的なアウトリーチにより、ひきこもり等の「若年無業者」と言われる人たちとつながり、障害者雇用支援センター利用等の支援を通して、個々に応じた就労実現に向けて寄り添う
(2)障害者雇用支援センター事業の市内各所との連携強化
・ これまで培ってきた個々の当事者に寄り添った実践を継続しつつ、市内各所との関わりを深めることで、今まで以上に幅広く支援を展開
(3)「障害者優先事業等調整会議」と連携した取り組みの継続
・ 市内障害者事業所の収益向上に寄与する取り組みの継続実施
(1)財政状況の危機意識の共有
・ この間の物価高騰を踏まえた中長期にわたる人件費等固定費の推移予測をもとに、財務構造の改善に向けた経営戦略の修正をはかるとともに、危機意識を共有
(2)中期運営計画の見直し
・ 令和5年度(2023年度)以降の成果を検証するとともに、障害者総合支援法をはじめとする就労支援を取り巻くこの間の制度変化、地域の社会資源の状況や当事者ニーズの変化を分析し、今後の事業団を持続的、発展的に継続させるための計画の再評価を踏まえて必要に応じた見直しを実施
(1)障害者職員の個々に合わせた働き方の追求
・ 定年後の継続雇用職員、高齢の障害者職員を含め、年齢、経験、障害状況に加え、本人希望を踏まえた就労の実践
(2)事業団の持続的かつ継続的な発展に必要な2号職員の育成
・ 将来の幹部候補である係長級、チーフ級職員の組織マネジメント力、問題解決力の育成
・ 新入職の2号職員に対する研修と育成を通したメンター役職員との相互成長