腰痛予防のための作業前のストレッチ運動の効果
プロフィール 知的障害・40歳代
説     明 ○室内の清掃作業の仕事の方です。
○作業中に時々腰に手をあててトントンとたたくような動作をしていることがあるので、たずねると、「腰がだるい」と話されていました。
○健康診断で指摘があるほどではありませんでしたが、作業姿勢や作業動作において身体をうまく使えていないことがあるので、腰痛予防の必要性はあると考えていました。
支援内容 ○作業姿勢を意識するために
まずは、作業をする時の好ましい姿勢や動作についてを、目で見て知ってもらうために、「厚生労働省 職場における腰痛予防対策指針の別添参考4」で紹介されていた、適切な作業姿勢(例)と適切でない作業姿勢(例)の図を印刷して掲示しておき、しっかりと見て意識を持ってもらうようにしました。
そして、実際の作業中に、適切でない姿勢がみられた時には、作業を中断して図を確認しに行き、実際の動作の中でも意識をしてもらうようにしました。

○身体をほぐす運動をする
ストレッチ運動として、「厚生労働省 職場における腰痛予防対策指針の別添参考7」で紹介されていた、「静的ストレッチング」を、午前と午後の作業開始前に実施しています。

  
※職場における腰痛予防対策指針 別添参考4・7から抜粋
考察  ストレッチ運動を始めてからというもの、作業途中に腰に手をあてる様子は全く見られなくなりました。ただ、腰痛予防のための作業姿勢と動作については、好ましい姿勢をまだ完全に習得できた訳ではなくて、その都度周りの職員が声かけをして意識づけをしてもらっている状況です。
 また、このストレッチ運動には、同じ職場の同僚も自由に参加ができるようにしているため、職場全体の健康維持の一環としても活用できているものです。