作業道具の工夫
プロフィール 知的障害 女性 
説     明  緑化部門で市内の公園花壇や街路樹などへ花の植え付けや剪定、除草作業に従事して、約25年になるAさん。作業は主に屋外で、暑い時も寒い時も、雨の日でも作業があります。Aさんは経験年数も長く、職場内の細かな点にまでよく気づいてくれます。また、作業にも非常に丁寧に取り組み、花苗の植え付けなどは上手です。
 そんなAさんですが、除草作業を行う際の道具として主に鎌(カマ)を使っているのですが、手の握力が弱く、指が開きにくいことや、日によっては鎌を使うのが怖いといわれ、道具を使わずに手で直接、草を抜いてしまうことがありました。手で草を取ると根が土の中に残ってしまうことが多く、きれいに除草をしたようにみえてもすぐに新しい雑草が生えてきてしまうといった課題がでてきました。
支援内容 そこで本人と話合い、除草作業の意味を再確認し、他に使える道具はないか探すことからはじめました。ホームセンターの園芸コーナーに立ち寄り、使用できそうな道具があれば試してみることから始め、現在は、鎌よりもひとまわり小さなサイズで軽い道具を状況に応じて使用されています。


考察  作業は全員で協力しながら進めていくのですが、全員が同じ道具を用いる必要はなく、身体の状況や現場の環境に応じて工夫すれば同じような成果を得ることができることを改めて確認できました。