時間を守る
プロフィール 知的障害 30代男性
説     明  リサイクルセンターはベルトコンベアで缶・ビンを流す作業となるため、時間は定刻どおりにきちっと機械を動かします。毎回ではありませんが、開始時間ぎりぎりか、時には少し遅れて作業に入る職員がおります。そんな彼へのサポートを考えました。
支援内容 @何度も声かけはしていますが、時々、遅れることがあるので、彼の行動を見てみると、休憩時間はあまり皆の輪に入らず、更衣室でゲームをして過ごしています。
A休憩時間は自由なので、特に更衣室でゲームをしていても構いません。おそらく彼はそれが落ち着くのだと思います。
B悪気はないのですが、ゲームに夢中になっていると時々遅くなります。
Cよくよく考えてみると、更衣室には掛け時計がないことに気づきました。
D一つ余っていた掛け時計がリサイクルセンターにあったので、試しにつけてみました。
Eこれまで何度も時間になったら来るように促していたので、それほど効果は出ていませんでしたが、時計を見ながら説明し、あの針がここに来たら自分は作業に行くということが、分かり易かったのか、遅れてくることは激減しました。


考察  当たり前と思えることでも一度やってみることの必要性を感じました。結局、更衣室に掛け時計を付けたことで、送迎バスの時間に遅れることが多かった他の職員も格段によくなっています。一人の人がやり易い環境は誰もがやり易い環境になっているのだということを、つくづく感じました。