自分の目で実際に確認してもらう
プロフィール 知的障害 30代男性
説     明  リサイクルセンターで缶・ビンの選別業務を毎日行っています。選別は、3種類(透明・茶色・その他の色)となっております。彼は、主に透明の色を担当してもらっています。しかし、時々、取り残しや、違う色を取ってしまったりすることがありました。
支援内容 <本人が理解しやすい方法を考えました>
@取り残しや、違う色を取ってしまってはいけないことを、口頭で説明しました。
Aしかし、いまひとつ理解していない様子でした。
Bそこで、選別したビンが最終的に集められるストックヤードに一緒に行き、取り残してしまうとここに、こういう風に落ちてしまい、違う色が混じってしまい、リサイクルされるのに不具合が出るということを、本人に実際に目で確認してもらいました。
Cすると、口頭での説明だけでは納得していなかった彼ですが、「こんなビンが混じっていたらいけない」と自ら納得していました。


考察  自閉的傾向の方に対しては、視覚からの情報が、よりわかり易いということは、一般的に言われています。何年も同じ仕事をしていると、理解しているだろうと支援者側は思いがちになっていますが、少し視点を変えた形でのサポートを行うことで、その人の新たな可能性が見つかるかもしれないと思いました。その後、完全に間違いはないとは言い切れませんが、確実に以前より意識が増している様子が伺えます。