知的障害者の総務課勤務での工夫その2
プロフィール 知的障害 30代 女性
説     明 事務作業を単独でおこなうことができるようになりましたが、3つの課題が出てきました。
@単独での作業は可能となったが、慣れによる掃き残しや、作業が早く終わっても報告せず、時間調整を自分だけの判断でしたりするようになった。
A作業のスケジュールと手順が、決まっていることもあり、スケジュールにない作業をしたがらない場面がある。
B廃棄書類のシュレッダー作業の際、書類をじっくり読みながら作業をするときがある。
支援内容 @への支援
◎慣れによる作業時間の短縮と、作業の獲得度合 いから、新しい仕事の導入を行ないました。
◆口頭のみの説明で行なったところ、自動販売機のシャッターを開けてこなかったり、配布物を渡さずにそのまま帰ってきたりと混乱しているようでした。
◎新しい仕事の手順について、指示書を作成し、慣れるまでの間は職員が同行することとしました

◆日数も経っていることあり、「口頭の説明でも、理解が得られているだろう」という思い込みがありました・・・。

Aへの支援
◎スケジュールにない作業については、現在遂行している作業の進み具合を見ながら、きりの良いところでの声掛けをしています。
◎手順をきっちり伝えて、どこまでが作業の終了なのかの見通しを伝え、従来行なっている作業には、いつ入れるのかを明示するようにしています。
◎時には、決められた作業を優先しようと意見するが「これも、仕事のひとつ」であることを伝え、作業を進めてもらうようにしています。

Bへの支援
◎作業してもらう廃棄書類は、極力個人情報のない文書にしました。
◎作業中に手渡し、先に廃棄してもらうように声掛けをしています。
◎読まずに、集中して作業するようにその都度声掛けを行なっています。
◎事務所にいる職員誰かが、声掛けを行なうことで、緊張感を持ち、集中して行なえるようになっています。